【PC橋梁】立命大生らが張り出し架設を見学 大津信楽線新3号橋現場 | 建設通信新聞Digital

4月27日 土曜日

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【PC橋梁】立命大生らが張り出し架設を見学 大津信楽線新3号橋現場

 プレストレスト・コンクリート建設業協会(PC建協)関西支部は10日、大学生を対象とした現場見学会を開いた=写真。立命館大理工学部の学生らが、大津市に建設中の大津信楽線新3号橋(施工=川田建設)を訪れた。
 見学に先立ちPC建協関西支部の谷野英一幹事は「PCの技術はさまざまなところに使われている。見学会でPCの素晴らしさを少しでも感じ取ってもらい、就職時の参考にしてもらえたら。皆さんとともに働くことができれば幸いだ」とあいさつした。
 この日現場を訪れたのは、引率の岡本享久特任教授と学生約30人。一行は現場事務所で工事概要やPC橋梁に関するレクチャーを受けた後、安部誠一郎現場代理人らスタッフの案内で上部工の現場を興味深く見学した。
 同工事は県道大津信楽線の付け替え工事の一環で、大戸川をまたぐ長さ267mのPC橋(ポストテンション方式)を建設する。現在片持ち張り出し工法で架設が進められている。形式は3径間連続ラーメン箱桁橋で発注者は近畿地方整備局。橋梁の下部・上部一括で川田建設が施工を担当している。
 今後は9月をめどに橋桁を閉合、2018年3月の完成を目指している。工事場所は、大津市上田上牧町~桐生町。

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