【RC・木混構造の賃貸共住に着工】設計施工は前田・住友林業JV/東急不 | 建設通信新聞Digital

5月9日 木曜日

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【RC・木混構造の賃貸共住に着工】設計施工は前田・住友林業JV/東急不

◆24年10月下旬の竣工目指す

 東急不動産は、都市型賃貸レジデンス「COMFORIA(コンフォリア)シリーズ」の初弾となる「(仮称)コンフォリア芝浦四丁目」の工事に着手した。設計施工は前田建設工業・住友林業JVが担当している。2024年10月下旬の竣工を目指す。

外観イメージ

 規模は、RC・S・木造9階建て延べ4995㎡(総戸数63戸、店舗1区画)。建設地は東京都港区芝浦4-1-10ほか。

 RC構造の中に木材を組み込み、木造部分の地震時の水平力をRCで負担することで、木造耐震壁のない自由なプランニングや開放的な空間構成を可能にする。木材は人目に付きやすい軒天やマリオン、外壁に重点的に使用し、人通りが多い新芝南運河や八千代橋沿いに集中的に配置する。共用部も木質化を進め、運河沿いのリバーサイドデッキはエントランスホールと一体化する。

 木材によるCO2の固定化とともに、二重床による住戸セントラル型空調システム「床チャンバー空調システム」を導入してZEH-M Oriented(ゼッチ・マンション・オリエンテッド)や低炭素建築物認定の取得を目指す。



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