【太田市外三町組合の新斎場】2階建て約6千㎡/24年度に施工者選定 | 建設通信新聞Digital

5月31日 土曜日

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【太田市外三町組合の新斎場】2階建て約6千㎡/24年度に施工者選定

完成イメージ


 群馬県太田市と千代田町、大泉町、邑楽町で構成する太田市外三町広域清掃組合は、新たな斎場の基本設計を公表した。規模はRC一部木造2階建て延べ5970㎡。火葬炉9炉と小動物用の火葬炉1炉を備える。2023年度は実施設計をまとめる。24年度当初に施工者を選定し、24-25年度に建設工事を進める予定だ。

 太田市斎場と大泉町外二町斎場の老朽化に伴い、1市3町で共同の斎場を整備する。

 新しい斎場は敷地の中央に整備する。駐車場は東側に設ける。建物内には告別・収骨室や待合室、事務室を設ける。待合室は36人が利用できる部屋を9部屋確保する。太陽光発電設備も導入する。外観は、水平に広がる大庇(ひさし)を設けて周囲の田園と連続するデザインとする。2階はルーバー形状の手すりを設置することで外部からの視線を抑制する一方、内部からの眺望を確保する。

 建設予定地は現在の大泉町外二町斎場敷地(大泉町上小泉347-5、敷地面積1万0427㎡)。

 基本設計・実施設計は山下設計が担当する。

 22年3月に策定した基本計画によると、1市3町が共同で施設を整備した場合の概算事業費は39億2350万円(税別、以下同)、10年間の維持管理費は約11億6141万円を見込む。

 1981年に竣工した太田市斎場の規模はRC一部S造3階建て延べ3069㎡。80年竣工の大泉町外二町斎場の規模はRC一部S造平屋建て1535㎡。

 

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