【浜松ホトニクス】本社工場に新棟、総工費370億/設計施工は大林組 | 建設通信新聞Digital

5月14日 火曜日

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【浜松ホトニクス】本社工場に新棟、総工費370億/設計施工は大林組

本社工場5棟の完成予想図


 浜松ホトニクスは、浜松市の本社工場に新棟を建設する。30日に現地で地鎮祭を開く。2025年6月の竣工、同年12月の稼働を目指す。設計施工は大林組、CMR(コンストラクションマネージャー)は山下設計が担当する。総工費は生産設備を含めて約370億円を見込む。

 名称は「本社工場5棟」。地下1階地上4階建てで、生産棟は柱がRC造、梁がS造、機械棟はS造とする。耐震構造を採用する。

 規模は総延べ1万0960㎡。建物面積は3083㎡。生産品目は光半導体製品。

 建設地は東区市野町1126-1。

 光半導体製品の需要拡大に対応するため、新棟を建設して生産スペースを2倍に拡張する。直径8インチウエハー対応の製造ラインを採用し、生産の継続性を担保するとともに生産効率の向上やコストダウンを図る。生産能力は直径8インチウエハーの換算で月約8000枚を見込む。

 新棟と既存棟をクリーンルーム内で接続して人や物の移動を効率化するほか、自動搬送システムを導入して製造工程を自動化・無人化する。

 

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