【宮城厚生協会 泉病院建替へ安全祈願祭】施工=日揮 協力=橋本店、ユアテック | 建設通信新聞Digital

5月5日 日曜日

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【宮城厚生協会 泉病院建替へ安全祈願祭】施工=日揮 協力=橋本店、ユアテック

 宮城厚生協会(宮城県多賀城市、内藤孝理事長)は、仙台市内にある泉病院の建て替え工事に先立ち、7日に安全祈願祭を開いた。設計・監理は東北開発コンサルタントと八洲建築設計事務所が担当。日揮が施工し、橋本店とユアテックが協力する。24日に着工し、2024年10月の完成を目指す。

2024年10月完成を目指す


 脳神経疾患を中心に幅広い医療サービスを提供している泉病院の建物の老朽化を受けて、同市泉区長命ヶ丘2-1-1の現地で建て替える。規模はRC造地下1階地上4階建て延べ4392㎡。

 同区内にある賀茂神社で開かれた神事には、内藤理事長をはじめ、長谷部誠同病院長、酒井龍一東北開発コンサルタント代表、進藤勝人八洲建築設計事務所専務、山口康晴日揮副社長執行役員、佐々木宏明橋本店社長、長沼博ユアテック常務執行役員宮城支社長らが出席。代表者が神前に玉串をささげて工事期間中の安全を祈願した。

工事期間中の安全を祈願


 神事後、あいさつに立った長谷部院長は「10年以上前から計画し、震災などで遅れていた建て替えがいよいよ工事に入る。高齢化が進み、脳卒中やパーキンソン病などの増加が懸念される中、脳神経疾患の専門病院として今後も地域貢献に努めたい」と語った。
 これを受けて、山口副社長は「協力会社とともに安全第一に無事故・無災害で工期内に完成させることで、協会で掲げる“安心して暮らせる地域づくりへの貢献”という理念の実現を後押ししたい」と強調した。

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 小玉一彦作業所長(日揮)の話
「現場は現病院が隣接し、交通量が多い道路にも面している。第三者災害に最大限注意しつつ、敷地内の段差に配慮しながら施工していく。工程・品質管理に注力し、高品質で工期内に仕上げたい」

 

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