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5月21日 火曜日

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【宮崎県に半導体新工場】生産棟11.5万平米など、来年末の稼働目指す/ローム

新拠点の概要(資料より抜粋)


 半導体メーカーのロームは12日、宮崎県内に新工場を開設すると発表した。出光興産が出資する子会社「ソーラーフロンティア」から土地と建物を取得し、電気自動車(EV)や産業機械などに不可欠となる炭化ケイ素(SiC)パワー半導体を製造する。用地取得費を含む投資額は非公表。2024年末の稼働開始を目指す。

 ソーラーフロンティアが所有する土地と建物を10月に取得することで基本合意した。ロームの拠点としては、福岡県筑後市や宮崎市に次ぐ3拠点目となる。

 取得を予定しているのは、国富町田尻1815の旧国富工場。敷地面積約40万㎡。建物は、約11万5000㎡の生産棟や物流倉庫、事務所など総延べ床面積約23万㎡となっている。既存建物を活用することで早期の生産体制を構築する。

 

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