【芥川龍之介記念館】北区が完成予想図公開/クラファンで24年度着工 | 建設通信新聞Digital

5月10日 金曜日

公式ブログ

【芥川龍之介記念館】北区が完成予想図公開/クラファンで24年度着工

完成イメージ


 東京都北区は、「(仮称)芥川龍之介記念館」の完成予想図を公開した。2024年度にクラウドファンディングを実施し、建築工事と展示工事に着手する。26年度の開館を予定している。

 芥川龍之介が1914年から27年に亡くなるまで居住した旧居跡地の一部を区が購入し、芥川龍之介の名を冠し業績を顕彰する施設として整備する。建設地は田端1-20-9の敷地332㎡。

 18年度に検討委員会を立ち上げ、用地を取得しており、20年度に設計を進めていたが、新型コロナウイルスなどの影響により事業を休止していた。23年度は法改正への対応などこれまでの設計を一部見直し、クラウドファンディングの活用を検討する。

 19年度に策定した「(仮称)芥川龍之介記念館の基本的な考え方及び整備構想」によると、書斎の復元エリアや展示公開エリア、交流・いこいのエリア、情報提供・サービスのエリア、管理・研究エリアなどを配置する。規模はSかRC造2階建て延べ200㎡程度を想定している。

 

【公式ブログ】ほかの記事はこちらから

建設通信新聞電子版購読をご希望の方はこちら