【星野リゾートのホテル、リゾナーレ下関】戸田建設が施工、25年秋に開業予定 | 建設通信新聞Digital

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【星野リゾートのホテル、リゾナーレ下関】戸田建設が施工、25年秋に開業予定

完成予想図


 星野リゾートは、山口県下関市のあるかぽーと地区に建設するリゾートホテル「リゾナーレ下関」に着工した。施工は戸田建設が担当する。23日には現地で起工式が開かれた。「リゾナーレ」ブランドの中四国、九州エリアへの進出は初となる。2025年秋の開業を予定している。

 計画では、同市あるかぽーと1-36ほかの敷地1万4156㎡に、12階建て延べ1万9181㎡(建築面積3925㎡)の規模で建設する。ウォーターフロントの好立地を生かし、全室をオーシャンビューとし、客室内から関門海峡や行き交う船舶を間近で望める。また、エリアになじむ設計としており、敷地内にはガーデンエリアを配置し、自然と海との一体感を出すとともに、施設内には地下からくみ上げた海水を活用したインフィニティプールを備える。

 建築設計は日本設計が担当したほか、内装デザイン・ブランド監修にクラインダイサムアーキテクツ(KDa)、ランドスケープ設計にスタジオテラ、照明デザインにFDS、プール遊具に丹青社が参加している。

 星野リゾートは、22年4月30日に下関市と「地域活性化に関する連携協定書」を締結。リゾナーレの運営だけでなく、あるかぽーと・唐戸エリア全体の魅力を高めることを市と一体となり取り組むことを定めている。あるかぽーと・唐戸マスタープランでは、目指すべき方向として「日本を代表するウォーターフロントシティ」を掲げ、「海峡を遊びこなす、朝から夜までめぐって楽しい、現代日本の港まち」を開発コンセプトとしている。

 

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