【高松競輪場】DBOのプロポーザル公告/高松市 | 建設通信新聞Digital

5月11日 土曜日

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【高松競輪場】DBOのプロポーザル公告/高松市


 
 高松市は、「高松競輪場再整備事業」の公募型プロポーザルを公告した。DBO(設計・建設・運営)方式と定期借地のPPP事業を採用する。参加申請書は11月6日から8日まで受け付け、15日に資格審査の結果を通知する。提案書は12月7日から8日までに提出する。提出方法は持参か郵送で、窓口は競輪場事業課施設整備室。書類とプレゼンテーションの2段階審査を経て、同月下旬に優先交渉権者を特定する。
 参加形態は複数の企業で構成するグループ。事業管理業務、実施設計、建設、工事監理、競輪場維持管理運営、付帯事業を担当する。このうち設計企業の参加資格は、測量・建設コンサルタント業務等に登録している1級建築士事務所。過去15年に収容観客数3000人以上の運動施設または公営競技場の再整備、改修の設計実績があること。設計JVも可。建設の参加資格は、単体か2、3社JV。代表企業はA等級1200点以上、その他構成員は同1000点以上あること。
 新築規模は、スタンド棟が4階建て延べ3829㎡、選手管理棟が2階建て延べ3332㎡。2027年12月のプレオープン、28年度上期のグランドオープンを目指す。事業費上限額は75億円(税込み)で、委託期間は30年間。
 民間事業者は、再編で生じる余剰地を定期借地方式で借り受ける。敷地2.4ha以上を確保した上で施設を建設し、独立採算の付帯事業を運営する。
 開設から70年余りが経過した高松競輪場(福岡町1-4-46の敷地8万5255㎡)の施設を集約・コンパクト化する。中央スタンド(S一部RC造地下1階地上4階建て延べ8491㎡)、西スタンド(同3階建て延べ6762㎡)、北スタンド(同4階建て延べ3663㎡)などは解体する。基本設計は梓設計・四電技術コンサルタントJVが担当した。

 

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