【大阪・吹田みらいキャンパス開設】25年度に新学部設置/関西大 | 建設通信新聞Digital

5月2日 木曜日

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【大阪・吹田みらいキャンパス開設】25年度に新学部設置/関西大

吹田みらいキャンパス

 関西大学(芝井敬司理事長)は11日、大阪府吹田市に新設する「吹田みらいキャンパス」の開設式典を開いた=写真。2010年に完成した武田薬品工業の研修施設を買い受け、ホールや会議室、教室、宿泊施設を備えた既存施設を活用する。24年4月には国際学生寮、25年4月には新学部「ビジネスデータサイエンス学部」の学舎を設置する予定だ。

開設式


 式典の冒頭、芝井理事長は「このキャンパスで行う教育・研究が世界へ広がり、社会を豊かなものにすることを願っている」と期待を語った。

 規模はSRC・RC・S造地下1階地上4階建て延べ約2万7000㎡。所在地は同市山田南50―2の敷地約7万5000㎡。

 SDGs(持続可能な開発目標)の観点から可能な限り既存施設を活用する方針で、施設の新築や大規模改修は想定していない。学生寮となる現宿泊施設は面積約23㎡の個室244室を備え、留学生の受け入れ体制を強化する。

 新学部では、データサイエンスとイノベーションを結び付け、ビジネスにおける新しい価値観を創出する人材の育成を目指す。入学定員は350人を予定しており、年度内に新学部設置の申請を文部科学省に提出する見込みだ。

 

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