【旧中野刑務所】正門は27年度以降に公開/東京都中野区 | 建設通信新聞Digital

5月14日 火曜日

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【旧中野刑務所】正門は27年度以降に公開/東京都中野区

外構再現イメージ


 東京都中野区は、移築・修復後の旧中野刑務所正門を2027年度以降に公開する予定だ。現在、関連する基本・実施設計業務を建文に委託して進めている。10月末の設計完了、2024年3月の着工、25年7月の移築工事完了、26年9月の修復工事完了を予定している。

 旧中野刑務所正門は、旧法務省矯正管区敷地内に立地し、区有形文化財に指定されている。移転改築する平和の森小学校の整備予定地内(旧法務省矯正管区敷地)に立地することから、正門の保存・公開と良好な教育環境の確保の両立を目的に移築を決めた。

 AR(拡張現実)・VR(仮想現実)の活用を検討しており、26年5月ごろから関連するデータ取得作業を始める予定だ。情報発信や刑務所内部の再現などへの活用を検討している。

 完成後は、平和の森公園の拡張用地として都市計画公園の手続きを進める方針だ。

 

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