【コンセプトは『再生』】前向きに未来を指向/カナダの万博パビリオン | 建設通信新聞Digital

5月1日 木曜日

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【コンセプトは『再生』】前向きに未来を指向/カナダの万博パビリオン

パビリオンの完成イメージ

 カナダは10月30日、大阪府吹田市の国立民族学博物館で2025年日本国際博覧会に出展するパビリオンの概要を発表した。『Re Generate(再生)』をコンセプトに、過去の知恵に基づき、前向きに未来を指向する展示を行う。

 施設のデザインは、春に凍っていた川の水が溶け、合流する風景をイメージしたもので、カナダで見られる自然現象『水路氷結』から着想を得ている。パビリオン内部では、カナダの温かさや開放性、前向きな姿勢を表現。カナダ全域を巡り明るい未来を夢見る若者と出会うような体験を来訪者に提供する。

ピーターズ代表


 ローリー・ピーターズカナダ政府代表は「さまざまなアイデアが合流し、カナダの多様な側面を知ってもらえるパビリオンになる」と述べた。

 ES Global社が整備運営のプロジェクトホルダーを務め、JKFLプロダクションズ、クリエーティブチームの「ミラリ」、ファースト・ネーションズ文化アドバイザーのソレイユ・ラウニエール氏、レイサイド・ラボシエール、SO&CO一級建築士事務所、シマ、サトウファシリティーズコンサルタンツが参画。24年春の着工を予定している。

 

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