大阪建設業協会の建築委員会は、2024年4月の時間外労働規制適用に備え、働き方改革推進の啓発を目的としたステッカーを作成した。7000枚を発行しており、会員会社が施工する大阪府内の現場に配布する予定だ。

　24日には長曽我部誠委員長ら委員が、清水建設が大阪府高槻市で進めている「大阪医科大学附属病院新本館新築工事」の現場を訪れ、ステッカーの配布と掲示を行った。

　現場の朝礼で長曽我部委員長は「当委員会では働き方改革の促進に向け19年度から取り組みを進め、カレンダーやポスターを作成し、啓発活動を続けてきた。すべての建設工事関係者に理解をお願いしたい」と話した。

　同委員会働き方改革推進部会の林田都芳部会長は「ステッカーでは『働き過ぎではないか』『規制適用には罰則がある』ことを強調した。仮囲いなどに掲示して活用し、働き方改革推進の一助にしてほしい」と話した。

　

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