【動画ニュース】ドローンで空と道がつながる、名鉄が豊川上空で実証実験 | 建設通信新聞Digital

5月14日 火曜日

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【動画ニュース】ドローンで空と道がつながる、名鉄が豊川上空で実証実験

 

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 名古屋鉄道は1月31日、愛知県豊川市と新城市の豊川上空で、輸送と点検・巡視を組み合わせたドローン活用の実証実験を行った。実験結果は河川上空におけるドローンを活用した物流モデル実現に生かす。上空から撮影した映像を周辺の点検や巡視などに活用することも検討する。

 県から受託した「あいちモビリティイノベーションプロジェクト『空と道がつながる愛知モデル2030』実証実験業務」の一環。プロドローン、トラジェクトリー、ひまわり農業協同組合、中部地方整備局豊橋河川事務所、東三河ドローン・リバー構想推進協議会が協力した。

 実験では、JAグリーンセンター一宮から海倉橋グラウンドまでの計約3.2㎞を10㎏の荷物を搭載して飛行した。同センターから約1.7㎞先にある経由地点の豊川中央ボーイズグラウンドで一旦、約6㎏分の荷物を下ろした後、海倉橋グラウンドまで飛行し残りの荷物を運んだ。

 県経済産業局新事業創造部イノベーション企画課の土井健輔課長は「ドローンなどの新たな空モビリティーを社会実装することで様々な課題解決につなげたい」と展望を語った。

 「空と道がつながる愛知モデル2030」は県やプロドローンなどが参画する官民連携プロジェクト。ドローンや空飛ぶクルマなどの社会実装早期化などに取り組む。

 

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