【木造建築】東京・目黒に木造賃貸マンション、日鉄興和不 | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

公式ブログ

【木造建築】東京・目黒に木造賃貸マンション、日鉄興和不


 
 日鉄興和不動産は、同社初となる木造賃貸マンション「(仮称)大岡山一丁目プロジェクト」(東京都目黒区)の工事に着手した。設計施工は三井ホーム、デザイン監修はWHITE Architectが担当する。
 規模は、地下1階地上4階建て延べ1496㎡。地下1階がRC造、地上1階から4階までがツーバイフォー(2×4)の木造となる。同規模のRC造マンションに比べてCO2排出量を約40%以上削減する。総戸数は29戸。建設地は東京都目黒区大岡山1-2232-2ほか。2023年度国土交通省「優良木造建築物等整備推進事業」に採択されている。
 「自然の中に住む新たな体験を五感で感じる」をテーマに、建物屋上には草屋根ルーフトップテラスを設け、エントランスと住戸内には天然木材を使用する。外観全体を森に見立て、エントランスは幹をイメージしたデザインとする。エントランスには、岩手県釜石市のFSC認証林から伐採した木材を採用したオブジェも作成する。入居者以外も利用できる宿泊型体験施設を1住戸に整備する。BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)評価に基づくZEH-M Oriented(ゼッチ・マンション・オリエンテッド)を取得する予定。
 
 

【公式ブログ】ほかの記事はこちらから

建設通信新聞電子版購読をご希望の方はこちら