【前橋市・小川新市長】街中再開発を着実に推進/5月に予算案提示 | 建設通信新聞Digital

5月14日 火曜日

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【前橋市・小川新市長】街中再開発を着実に推進/5月に予算案提示


 2月の前橋市長選で初当選を果たした小川晶氏が4日、就任後初の定例会見に臨み、「山本龍前市長から引き継いだ街中再開発やデジタル化を進めていきたい」と意気込みを語った=写真。2024年度予算編成に向け、選挙公約に掲げた子ども・子育て政策を盛り込む考えも示した。5月にも予算案を示す考えだ。

 3月定例会には4、5月の骨格予算案を提示する見通し。新規に、24年度当初からタウンミーティングを開催し、市民意見を聴取していく計画も明らかにした。

 市内では、千代田町2-4ほかの約2.7haを施行区域とする再開発が計画されている。計画では、東・西街区に総延べ約5万7500㎡の施設を建設する。西街区にオフィス棟、商業施設、教育文化施設、地下駐車場、東街区に共同住宅、教育文化施設(学校)を整備する。教育文化施設の事業者は23年10月に共愛学園に決定している。

 会見では、国内初の社会貢献ゲーム「ぼくとわたしの電柱合戦」を4-6月に開催することも明らかにした。参加者が電柱などを撮影することでその電柱を獲得し、それを電線でつなぐゲーム。参加者が撮影した画像を集積することで、インフラ設備の状態を確認し、修繕が必要な箇所の迅速な把握につなげる。
 

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