【群馬県東吾妻町】「真田丸」の岩櫃城がモデル! 「岩櫃ふれあいの郷」に町役場移転 | 建設通信新聞Digital

4月26日 金曜日

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【群馬県東吾妻町】「真田丸」の岩櫃城がモデル! 「岩櫃ふれあいの郷」に町役場移転

完成イメージ

 群馬県東吾妻町は、「岩櫃ふれあいの郷」を増築・改修し、町役場を移転する。既存施設がNHK大河ドラマ「真田丸」に登場した岩櫃城をモデルにした外観となっており、増築部分でもその意匠を継承する。本体工事は第3四半期(10-12月)に一般競争入札する予定だ。建築や設備を一括、分離とするかは未定。基本・実施設計は塩崎建築設計事務所(前橋市)が担当している。
 温泉センターや健康増進棟、コンベンションホールなどで構成する岩櫃ふれあいの郷(東吾妻町大字原町1046)は、RC一部S造3階建て延べ3464㎡。今回、庁舎機能を移すため既存施設を改修するとともに、S造3階建て延べ571㎡規模で重要度係数1・5の耐震性能を備える施設を増築する。
 1階には窓口業務を集約し、2階に事務関係課、3階に議会、教育、会議室、厚生施設の機能を配置し、コンベンションホールは継続して活用する。増築棟にはエレベーター1基を備える。
 17年度予算には工事費10億8000万円、監理委託費2749万円を計上済みだが、継続費や債務負担行為は設定していない。第3四半期の発注となることから繰越明許費を設定する見通しだ。

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