【約1万平米、70億円】新佐世保警察署建築/長崎県 | 建設通信新聞Digital

5月2日 木曜日

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【約1万平米、70億円】新佐世保警察署建築/長崎県

外観イメージ


 長崎県は、新佐世保警察署(仮称)建設工事の実施設計概要を公表した。規模はS造4階建て延べ約9850㎡、建設工事費は約71億円を見込む。建築工事はWTO対象として2024年度第3四半期に一般競争入札を公告し、第4四半期に開札する。電気、空調、衛生の設備工事3件も同時期の開札となるよう準備を進める。

 新佐世保署は治安維持のシンボルととともに、県北の拠点となる警察署とする。計画地は佐世保市花園町の市民会館跡地約8400㎡で、前面道路や周辺施設の状況が最も把握しやすい南東角に庁舎を配置する。デザイン計画では、「みかわち焼き」をモチーフにしたルーバーを採用し、本来の機能に加えて逃走防止などのセキュリティーの向上を図る。環境面でもルーバーによる日射抑制、屋根・外装の断熱性向上によってCO2排出量を削減する。設計は大建設計・松林建築設計事務所・重野設計事務所JVが担当した。

 県では、25年6月議会の承認を得ての着工、27年度下期の開庁を予定している。

 

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