施行区域は、早稲田通りや大神宮通りなどに面した約0.5ha。前田建設工業が事業協力者として参画している。
準備組合は、大部分を占めるA敷地(約4100㎡)に、地下3階地上23階建て延べ約4万5000㎡、最高高さ約130mの複合ビルを計画している。オフィスを中心に、高層階に住宅、低層部に公共公益施設や店舗、地下に駐車場などを配置する。B敷地(約180㎡)の建物規模は8階建て延べ約1200㎡で、事務所や公共公益施設などを整備する計画だ。
再開発事業ではこのほか、地域活動や憩いの場となる広場空間の整備、区道拡幅、電線類の地中化、歩道上空地の整備なども実施する。
準備組合は2014年度に発足し、22年10月に都市計画決定を受けている。計画決定時のスケジュールでは、24年度の権利変換計画認可、25年度の着工、29年度の竣工を予定していた。