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5月4日 土曜日

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【熊本市に物流7.2万㎡】25年10月に着工予定/戸田建設と西鉄、東京建物

物流施設の完成イメージ


 戸田建設と西日本鉄道、東京建物は、熊本市でマルチテナント型物流施設を共同開発する。施設規模は4階建て延べ約7万2614㎡。設計者と施工者は未定。2025年10月の着工、27年3月の完成を予定している。

 開発計画地は、同市東区戸島町1130ほか。開発区域面積は約3万2770㎡。熊本市の国道443号線沿線で、熊本市街地から約10㎞、九州自動車道の益城熊本空港ICから約5.5㎞、熊本IC約8㎞の場所に位置する。また、県内の半導体関連工場の集積地である菊陽町、大津町、合志市にも近接しており、物流施設や製造施設立地で高いポテンシャルがある。

 熊本市は、台湾積体電路製造(TSMC)の進出を受けて「半導体関連産業の集積に向けた産業用地整備方針」を22年度に策定。23年11月に「戸島町東地区産業用地整備事業」(約8ha)として、ジョイント(菊陽町)とアスク工業(同)、戸田建設で構成するグループと産業用地整備に関する協定を結んだ。

 今回の施設開発は、その一環となり、残りの約3万8000㎡は半導体企業の工場用地として分譲する。ジョイントらと熊本市が結んだ協定によると、25年4月に造成に着手し、物流施設用地は同年9月、工場用地は26年3月の造成完了を目指す。

 

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