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【兵庫・加古川駅周辺再整備】基本計画5月28日まで受付/図書館や市民会館など検討

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 兵庫県加古川市は、「加古川駅周辺再整備基本計画策定等業務」の公募型プロポーザルを公告した。参加申請を5月28日まで都市計画部加古川駅周辺再整備推進室で受け付ける。8月に提案審査を行い、同月末までに特定通知する。

 参加資格は、単体の1級建築士事務所、または1級建築士事務所などで構成するグループ(コンソーシアム)で、過去に市街地再開発の計画検討や800席以上の文化ホール基本計画などの業務実績があること。コンソーシアムを結成する場合は、5者以内とする。

 JR加古川駅の南側を対象とした再開発の実施に向け、複合施設計画や駅前広場基本設計などを含めた、まちづくり基本計画などを委託する。

 具体の業務は▽駅周辺再整備基本方針▽再開発施設整備計画▽市民会館・図書館など公共施設整備基本計画▽駅前広場基本設計▽交通体系検討▽駐車場配置検討▽土地区画整理仮換地街区(31街区)の活用方針検討–など。再開発施設整備計画には概略計画や権利変換計画、事業スケジュール検討などを含む。公共施設整備基本計画には、図書館の蔵書冊数や市民会館の客席数なども含め検討を求める。

 上限価格として3億5000万円(税込み)を提示している。委託期間は28年3月15日まで。検討対象は、同市加古川町篠原町ほかの2.3ha。

 市は今年2月、同駅南側にある「カピル21ビル」「サンライズビル」「駅前駐車場ビル」の3棟を建て替え、市民会館や図書館などが入る新たな再開発ビルや、駅前広場を整備する方針を打ち出している。

 

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