【ヘルメット】ウェアラブルグラス装着! 手を塞がずに現場情報を共有 西松建設 | 建設通信新聞Digital

4月23日 火曜日

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【ヘルメット】ウェアラブルグラス装着! 手を塞がずに現場情報を共有 西松建設

ヘルメットに装着したウェアラブルグラス

 西松建設は、インターネットと接続したメガネ型ウェアラブルグラス(WG)の現場への導入を開始した。現場の音声と映像をリアルタイムで共有し、現場状況の確認や作業指示などに活用できる。これまで現場情報はタブレット端末で共有していたが、操作時に両手がふさがるため直接身に着けられる端末が求められていた。
 またインターネット接続にはWi-Fiなど通信環境整備が不可欠なため、移動可能なWi-Fi中継局整備の検証も開始した。トンネル工事など通信環境が不安定な地域でも自由に活用できる環境を整備していく。
 建築、土木それぞれの現場で実施した試験使用では配筋検査などの業務で活用した。使用者からは「WGをヘルメットに取り付けたい」「長時間使用したい」「手袋をしていても操作したい」などの要望が寄せられており、今後は本格導入に向けた改良を重ね、安全管理、検査点検、教育支援などにも活用範囲を広げる計画だ。

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