【ユアテック】「安全啓発センター」2年で6401人が利用! 疑似体験で重大災害の撲滅へ | 建設通信新聞Digital

5月3日 金曜日

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【ユアテック】「安全啓発センター」2年で6401人が利用! 疑似体験で重大災害の撲滅へ

 ユアテックが、2015年4月に宮城県富谷市に開設した「安全啓発センター」の利用者が2年で6401人となった。内訳は同社社員が2297人、関係・協力会社などの社外が4104人。同社では17年度末までに約3700人の社員全員が研修を受ける予定だ。
 安全啓発センターは、同社創立70周年記念事業の一環として開設。電気設備工事における事故や危険を再現し、疑似体験することで、重大災害の撲滅に向けた意識を浸透させる研修を行っている。
 施設は2階建てで、1階には転落・墜落や短絡・感電、玉掛け、複合の各体験ゾーンがあり、28項目の危険を再現できる。2階の研修室では、AED(自動体外式除細動器)の使用方法などを指導している。
 利用者は初年度が2875人、16年度は3526人。今年度は既に2000人を超えているという。
 23日も同社の中堅社員ら約30人が研修を受け、脚立作業や回転軸巻き込まれなどを疑似体験し、危険に対する感受性を高めていた。

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