東京・秋葉原のシンボルとして30年以上親しまれた通称「肉ビル」が解体を迎える。日鉄興和不動産が工事を発注、施工は東輝建設が担当する。工期は8月19日から2025年9月30日まで。
工事件名は、「(仮称)神田須田町二丁目既存建物解体工事」。建物の規模は、SRC・RC・S造地下2階地上10階建て塔屋2層延べ7564㎡。
所在地は、千代田区神田須田町2-21の敷地883㎡。用途地域は商業地域で、建ぺい率80%、容積率800%。
同ビルには、肉料理などを提供する「肉の万世 秋葉原本店」などの飲食店が入居していたが、施設の老朽化や同店の閉店などを踏まえて解体する。
千代田区は、「神田須田町二丁目北部周辺地区地区計画」で土地利用の方針を定めている。計画地は、土地の有効利用を図りながら居住環境に配慮し、住宅と商業・業務施設が共存・調和した複合市街地の形成を図るA地区に位置している。