【米で木造共住】総事業費約184億で8月着工 住友林業と東京建物 | 建設通信新聞Digital

5月2日 金曜日

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【米で木造共住】総事業費約184億で8月着工 住友林業と東京建物


 住友林業と東京建物の2社は、米国の大手デベロッパーFairfield社と共同で、コロラド州デンバー近郊に純木造賃貸用集合住宅を建設する。8月の着工、2025年12月の賃貸開始を目指す。総事業費は約184億円を見込む。

 物件名は「VistaHighlands」。3階建てで賃貸床面積は2万3871㎡(297戸)。ツーバイフォー(2×4)材を使う木造枠組壁工法を採用する。

 賃貸住宅のほか、プールやフィットネスエリア、コワーキングスペースなどの共用施設も備える。

 住友林業100%子会社のSFA MF Holdingsと東京建物100%子会社のTokyo Tatemono USが組成したJVとFairField社が共同出資する特別目的会社(SPC)が開発主体となる。住友林業と東京建物の協業は、ワシントンDC近郊での賃貸用集合住宅に続き2件目となる。S造やRC造と比べて建築時のCO2排出量を削減できる木造建築の普及によって脱炭素社会に貢献する。


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