【新有楽町・有楽町ビル】大成建設で解体工事、12月着工/三菱地所 | 建設通信新聞Digital

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【新有楽町・有楽町ビル】大成建設で解体工事、12月着工/三菱地所

 三菱地所が計画する、東京都千代田区にある新有楽町ビルと有楽町ビルの解体工事を大成建設が担当することが分かった。12月1日の着工、2026年8月31日の完了を目指す。

新有楽町ビル


 新有楽町ビルは、有楽町1-11-1ほかの敷地7233㎡に所在。建物の規模は、SRC造地下4階地上14階建て塔屋1層延べ8万3023㎡で、1967年に竣工した。

 有楽町ビルは、有楽町1-5-1ほかの敷地3551㎡にあり、建物の規模はSRC造地下5階地上11階建て塔屋2層延べ4万2159㎡。66年に竣工した。

 ともに用途地域は商業地域で、建ぺい率80%、容積率1300%。

 千代田区は、「大手町・丸の内・有楽町地区地区計画」で土地利用の方針を示している。

 三菱地所は、有楽町エリアの再構築プロジェクト第1弾事業として、新有楽町ビルと有楽町ビルの跡地にまちづくりをけん引する同社旗艦ビルの建設を計画している。テナントニーズの高度化、脱炭素への社会的要請、災害時の事業継続性などを意識した機能更新と魅力あるまちづくりへの貢献を図る。

有楽町ビル


 また、2020年以降の丸の内エリア(大手町・丸の内・有楽町)のまちづくり方針「丸の内NEXTステージ」で、有楽町、常盤橋の両エリアを重点的に整備するため、30年までに約6000億-7000億円を投資する方針。グループの長期経営計画でも、有楽町を重点更新エリアの一つに定め、「文化芸術・MICE(国際的な会議・展示会など)を核とした“まちづくりのショーケース”」を目指すとしている。

 

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