浜松市は、WTO対象の「浜松市西部清掃工場更新事業」を総合評価一般競争入札した結果、594億8000万円(税別)でJFEエンジニアリングが代表を務めるグループに決めた。2グループが参加した。2025年1月上旬に基本協定を結ぶ。
落札したグループの構成員はJFE環境サービス、協力企業は西松建設、須山建設、鈴木組、林工組、前島電気工業社、吉田化成、油研、トモノ、東亜環境コーポレーション、中部リサイクル、渡辺産業、新日本電工、メルテック、メルテックいわき、ツネイシカムテックス。
老朽化している現施設の設備を更新するため、PFIのDBO(設計・建設・運営)方式を採用し、敷地内東側の用地に新工場を建設する。新工場の処理能力は1日当たり417t(139t×3炉)。処理方式はストーカ式。このほか管理棟や計量棟などを設ける。所在地は、中央区篠原町26098-1の敷地6万6960㎡。
設計・建設期間は29年3月31日まで。運営期間は同4月1日から49年3月31日まで。
PFI事業のアドバイザリー業務は、パシフィックコンサルタンツに委託している。