愛知県と愛知国際アリーナ会社(寛司久人社長)は5月31日と1日、名古屋市で「IGアリーナオープニングDAYs　Experience　The　Arena」を開き、7月13日のグランドオープンに先駆けて愛知国際アリーナ(名称・IGアリーナ)の開業を祝った。

　5月30日には、開業式典を開いた。芸能事務所TOBEの滝沢秀明代表取締役が演出したオープニングアクトでは、プロフィギュアスケーターの荒川静香さんや高橋大輔さん、大相撲力士の若隆景関らがパフォーマンスを披露した。あいさつに立った大村秀章愛知県知事は「名城公園の一角に位置し、名古屋城とともに愛知、名古屋のシンボルとなり、世界に魅力を発信できる場所となってほしい」と期待を寄せた。

続いて、寛司社長は「心躍るイベントをこれから提供していく。まちににぎわいを生み、末永く愛されるアリーナを目指していく」と意気込んだ。その後、来賓の伊藤忠彦復興大臣や室伏広治スポーツ庁長官らが祝辞を披露し、鏡開きを行った=写真。

　同施設の規模はRC一部S造5階建て延べ約6万3000㎡。メインアリーナやサブアリーナなどで構成する。メインアリーナは天井高さ約30m、最大収容人数1万7000人。所在地は名城公園内(名古屋市北区)。

　設計は前田建設工業・隈研吾建築都市設計事務所・大建設計JV、施工は前田建設工業が担当した。


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