【担い手】いろんな工種の会社で建物ができるんだ! 神奈川工業高生が特養建設現場を見学 | 建設通信新聞Digital

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【担い手】いろんな工種の会社で建物ができるんだ! 神奈川工業高生が特養建設現場を見学

 神奈川県建設業協会(小俣務会長)は9月29日、大洋建設が横浜市で進める特別養護老人ホーム「太陽の家羽沢」新築工事の現場で、県立神奈川工業高校定時制建築科の生徒ら約50人、建設労働者緊急育成支援事業の訓練生約10人の計約60人を対象に見学会を開いた=写真。池田朋嘉所長らの説明に耳を傾けながら、躯体が完成し、内外装仕上工事が進む現場を熱心に見て回った。
 見学会に先立ち、大洋建設の鈴木貴行総務人事部長が「建設中の現場を見学する機会は少ないので、気になることがあったら積極的に質問してほしい。一人でも多くの方に建設業界を目指してほしい」と呼び掛けた。
 池田所長が工事概要を説明した後、2グループに分かれて見学した。神奈川工業高校定時制は初の現場見学会で、池田所長は元請けだけでなく、さまざまな工種の協力会社により、現場が成り立っていることなどを生徒らに伝えた。
 ユーアイ二十一が発注した同工事の規模はRC造5階建て延べ4943㎡。用途は特別養護老人ホーム、ショートステイ。定員は120人(うちシュートステイ10人)。設計・監理はアップルズ総合計画。工期は2016年10月21日から18年1月31日まで。施工場所は神奈川区羽沢町2-1ほか。敷地面積は4874㎡、建築面積は1456㎡。

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