名古屋市観光文化交流局は、WTO対象でDB(設計施工一括)方式を採用する「名古屋市国際展示場第2展示館改築事業」を総合評価一般競争入札した結果、209億0900万円(税別、以下同)で竹中工務店を代表とするグループに決めた。
構成員は安井建築設計事務所。同グループのみが参加した。12月議会の議決を経て契約する。予定価格は209億0909万0909円だった。
概要は、市国際展示場第2展示館改築と現施設の解体・撤去など。築後37年が経過し老朽化していることや搬出入動線改善のため改築する。同グループは、改築後の規模をS造3階建て延べ1万7522㎡、展示室面積を9610㎡と提案した。
2029年10月の供用を目指す。所在地は港区金城ふ頭2-2。現施設の規模は、S一部RC造2階建て延べ8299㎡。中規模展示に適した無柱空間を備えている。
事業者選定支援業務は、三菱UFJリサーチ&コンサルティングが担当している。
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