日本気象協会と京都大学防災研究所は10月7日、京都市のTKPガーデンシティ京都タワーホテル9階八閣で、「激甚化する気象災害と防災研究の新展開」をテーマにしたシンポジウムを開く。時間は午後1時30分から同5時15分まで。会場のほか、Zoomによるオンライン中継も予定している。シンポジウム終了後には意見交換会も開く。
参加費はシンポジウムが無料、意見交換会は1000円。参加は事前申込制で、ホームページ(https://jwa-mecenat.eventcloudmix.com/)で30日まで受け付けている。応募多数の場合は抽選となる。
日本気象協会と京大防災研は、気候変動などの影響により極端化する気象・海象・水象の解明、激甚化する災害に関わる防災・減災に関する共同研究を通じて密接に連携してきた。2023年4月には「気候変動および風水害対策等に関する共同研究・開発を推進する包括的連携協定」を結んでいる。
09年10月に日本気象協会が京大防災研に設置した寄付研究部門は、26年3月の期間満了をもって終了する。シンポジウムでは、これまでの研究成果を発表するとともに、開発技術の社会実装推進に向けて討論する。