【清水建設】SOA夏休み高校生セミナーを開催 身近な材料で建物をつくる競技で建設の面白さを紹介 | 建設通信新聞Digital

4月26日 金曜日

公式ブログ

【清水建設】SOA夏休み高校生セミナーを開催 身近な材料で建物をつくる競技で建設の面白さを紹介

 清水建設は26日、東京都江東区の技術研究所で「シミズ・オープン・アカデミー(SOA)夏休み高校生セミナー」を開いた。首都圏を中心に1都5県から18人の高校生が参加した。
 午前の「講義と施設見学」、午後の「ものづくり体験」の2部で構成した。参加した高校生は、午前の講義の部では「建設を知ろう」をテーマに、建設業の社会的な役割を始め、建物が出来上がる過程や最先端の建設技術について聴講した。その後、研究所内の施設を回り、実際に研究開発に使われている実験施設や開発された技術を見学・体験した。建設技術歴史展示室では、木造から鉄筋コンクリート造、鉄骨構造に至るまで、その歴史と技術の変遷を資料や映像で学んだ。
 午後の演習「身近な材料で建物をつくろう」では、2人1組に分かれ、パスタを使って建物を計画・作成し、高さやデザイン、耐震性などを競った。セミナーを通じ、高校生はものづくりへの興味を一層深めた。
 SOAは、2008年9月の開講から10年が経過した。社会貢献活動の一環として、「ものづくりの楽しさ」や「建設の面白さ・奥深さ」を青少年に理解してもらうことを目的に、国内外の高校生や大学生を中心に講義と施設見学を継続的に実施している。
 12年9月からは、ベトナムやシンガポールなど8カ国12大学で出張講義を開くなど、活動の場を海外にも広げている。また、18年6月には企業メセナ協議会から「THIS IS MECENAT 2018」の認定を受けるなど、文化的活動としても評価されている。

建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら