東京都足立区で進む千住大川端地区の再開発事業で、三井不動産レジデンシャルが取り組むC-2地区の施工を長谷工コーポレーションが担当することが分かった。同社はアール・アイ・エーとともに設計も担当している。着工は2026年1月で、29年12月の竣工を目指す。
同地区の施設規模は、RC造34階建て延べ5万9973㎡。高さは122m。共同住宅586戸、保育所、店舗などを整備する。
千住大川端地区の事業区域は、隅田川沿いの工場跡地など約8.5ha(足立区千住関屋町ほか)。第1期工事に当たるC-2地区は敷地面積が1万0943㎡で、2845㎡を建築面積に充てる。
このほか第1期工事では、旭化成ホームズが進めるC-1地区の共同住宅や、B-2地区のサービス付き高齢者向け住宅、B-3地区の商業棟などを30年度までに整備する。
第2期工事では、B-1地区、B-3地区で共同住宅や店舗などを整備し、34年度半ばごろの完成を予定する。