豊田通商とグループ会社のユーラスエナジーホールディングスは、稚内市で風力発電由来の再生可能エネルギーを活用したグリーンデータセンター「(仮称)宗谷グリーンデータセンターI」事業を始めると発表した。データセンターは4月に着工し、2027年中の本格稼働を目指す。
事業は、ユーラスエナジーグループが同市で運営する樺岡ウインドファームに隣接する9900㎡の敷地に、受電容量3メガワット規模のデータセンターを整備し、自営送電線を通じて「生グリーン電力」を直接供給する。データセンターは平屋建てで、耐震構造を採用する。風力発電所に直結して生グリーン電力の供給を受けるデータセンターは、国内初となるという。
豊田通商は、データセンターサービスを提供し、サーバーやネットワーク機器を収容できる環境を顧客のニーズに合わせて提供する。ユーラスエナジーホールディングスは、土地と建屋を整備するとともに、生グリーン電力を供給する。
同ウインドファームからの供給電力が不足する場合に備え、再エネ由来の電力を追加で調達できる仕組みを整えることで、再エネ100%の電力を安定的に供給し、環境負荷の小さいデータセンターを実現する。
中長期的には、30年ごろをめどに10―20メガワット規模の次期データセンター事業を検討するとともに、将来的には大規模なデータセンター集積エリア開発の検討も進めていく計画だ。












