【国内初・IRがテーマ】「関西統合型リゾート産業展」開催 国内外の関連企業82者が出展 | 建設通信新聞Digital

5月4日 土曜日

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【国内初・IRがテーマ】「関西統合型リゾート産業展」開催 国内外の関連企業82者が出展

 IR(統合型リゾート)をテーマにした国内初の展示会、「関西統合型リゾート産業展」と、オール大阪で取り組む夢洲まちづくりのスタートとなる「夢州次世代まちづくりEXPO」が15日、大阪市のインテックス大阪で開幕した。16日まで併催している。世界を代表するIRオペレーターや国内外の関連企業、建設企業など82者が出展している。
 主催者となる両展示会(事務局・イノベント)の堀正人実行委員長はオープニングセレモニーで「日本が観光立国を目指す中、IRという産業が誕生する。100年先を見据え、ヒト・モノ・情報・投資を呼び込み、最先端の施設や機能、サービスを段階的に進化させていく成長型IRとなる。また夢洲まちづくりの取り組みも本格的なスタートを迎えたが、次世代産業集積のショーケースとして期待されている。展示会は産業の発展と活性化のためのプラットフォームとして活用してほしい」とあいさつした。
 初日となる15日は開場とともに大勢が来場し、熱気に包まれた。IRオペレーターは、シーザーズ・エンターテインメントやギャラクシーエンターテインメントなど7社がブースを設けた。ゼネコン関係では鹿島と大成建設が出展、次世代のまちづくりのあり方を最先端の技術で紹介し、国連が掲げるSDGs(持続可能な開発目標)達成に大きく貢献できることをアピール。鹿島はスマート生産、スマートシティー、エコロジー、BIMなど、大成建設は、ロボティクス・AI(人工知能)技術、スマートコミュニティー、ウェルネス、CLT(直交集成板)の利用などをテーマに展示している。
 展示会は、大阪府、大阪市や関西経済連合会など19団体が後援した。

国内外の建設企業など82者が出展

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