静岡県は、新県立中央図書館基本構想の改定スケジュールを示した。21日に学識者などで構成する新県立中央図書館基本構想改定に係る有識者会議が静岡市の県庁別館で開いた第1回会合で説明した。6月の第2回会合で改定骨子案、7月の第3回会合で改定素案を協議する。9月に開く第4回会合で改定案について意見を交わす予定だ。
改定では、▽デジタル化などの社会情勢の大きな変化▽経済性・機能性の重視▽東静岡地区のまちづくりなど関連計画との整合--の3点を切り口とする。新図書館については、市町立図書館の補完・支援を基本とし、交流機能は東静岡地区全体の機能を最適化する観点から見直す。
図書館整備は、事業費に充てる国土交通省の社会資本整備交付金が当初の見込み額から大幅に減る見通しが判明したため、再検討することとなった。
2025年12月にまとめた見直しの方向性では、整備手法は県直営手法から民間活力の導入を軸とした最適な整備手法を検討するとした。施設規模は、計画していた延べ1万9800㎡から縮小し、事業費も298億円から削減する。
建設地は、東静岡駅南口県有地東側0.97haを想定していたが、民間投資を積極的に呼び込めるよう、同県有地全体2.43haの一体的活用を基本とすることに決めた。
