中国地方整備局は、PFIに基づくコンセッション方式を導入する「国営備北丘陵公園特定運営事業」の事業者募集要項を公表した。第1次審査資料は7月16日まで、建政部都市・住宅整備課公園係で受け付ける。8月10日に1次審査結果を通知し、同月24日から26日にかけて競争的対話を実施する。第2次審査資料の提出は11月4日まで。12月10日に予定しているプレゼンテーションを経て、2027年1月18日に優先交渉権者を特定する。
参加要件は、「役務の提供等」の有資格者で、都市公園の管理または運営、レクリエーション施設または観光・商業施設の管理または運営、PFIによる公共施設などの運営事業の実績を持つ応募企業またはコンソーシアムとなる。
事業内容は、運営準備業務やマネジメント業務、企画運営業務、維持点検業務、更新修繕業務、植物管理業務のほか、利用サービス提供、イベントの企画運営と誘致も担う。事業期間は48年1月31日までの21年間。
同公園は、広島県庄原市に位置する計画面積約340haの国営公園。ひばりの里、つどいの里、水辺の里国兼池のほか、備北オートビレッジ、みのりの里、いこいの森の六つのエリアと中入口、北入口の二つのセンターエリアに区分し、「ふるさと・遊び」を基本テーマに整備、管理、運営を進めている。局が策定した管理運営ビジョンでは、概ね20年間で目指す姿として「自然や文化を思いっきり楽しみ、地域と共に元気を生み出す公園」を掲げている。
その取組方針には、▽豊かな自然を、本公園だからこそ実現できる空間・機会として提供▽中国地方の歴史・文化の源泉にふれ、暮らしとなりわいの面白さをひろげる▽備北・里山・公園ブランドを生かした集客・賑わいの拠点としての役割担う▽さまざまな主体による新たなチャレンジ・創造を支援し、社会に還元▽官民連携による持続的な公園の管理運営の実現--を挙げている。
