福岡国際空港は、整備を進めている福岡空港国内線ターミナルビル直結の複合施設の名称を「TABISIA(タビジア)」に決めた。「旅」と「アジア」に、想像や幻想を意味する「ファンタジア」を組み合わせた造語となる。27日に福岡市内で開いた名称発表会でロゴと合わせて発表した。
タビジアは、「旅する空港」をコンセプトに、空港に訪れること自体が旅のように楽しめる場所を目指す。ロゴは、パスポートに押される出入国証印をモチーフとし、九州の玄関口である福岡空港の施設であることを“九角形”のフレームで表現した。
施設の1-4階が商業施設、5-11階がホテルとなる。4階(フロア面積約7200㎡)には、アジアの多彩な食文化を発信する44店舗を展開。台湾とタイから日本初上陸の7店舗が出店する。西鉄ホテルズが「ソラリア」ブランドを展開するホテルは、7タイプ全165室を計画し、サウナ付き大浴場やフィットネスなどを併設する。
田川真司社長は「どこにでもある施設ではなく、福岡にない魅力を充実させたいとテナント誘致に取り組んできた。国内線・国際線の利用者に限らず、地域の人たちが日常的に遊びに来る場所にしたい。来場者は年間1600万人を目指す」と語った。
施設規模はS造11階建て延べ4万3347㎡。商業施設やホテル、バスターミナル、国内線・国際線連絡バス乗降場の機能を備える。設計・監理は梓設計・隈研吾建築都市設計事務所・西日本技術開発JV、施工は大成建設が担当。2027年春の完成、夏のグランドオープンを予定している。

