四国地方で建築を学ぶ学生の卒業制作作品展「四国建築学生卒業設計展2018」が、高知市の同市文化プラザかるぽーとで2月27日から1日まで開かれた。四国建築学生の会と日本建築家協会(JIA)四国支部が共催し、総合資格学院が特別協賛した。
JIA四国支部の「学生卒業設計コンクール2018」も兼ねており、28日には神奈川大教授で建築家の曽我部昌史氏やJIA会員が設計展の作品を審査した。
今回は、高知工科大学から13作品、河原デザイン・アート専門学校から4作品、四国職業能力開発大学校から1作品の計18作品が出展された。
学生がプレゼンテーションを行った後、厳正に審査した結果、金賞に西田匠さん(高知工科大)の「建造物による風景の時空間化 ダム建設による変化する風景を体感できる空間の創出」が選ばれた。
銀賞には岡崎廉さん(同)の「人、道、ヤグラ 二の丸に馴染むハレとケ」、三島宏太さん(同)の「氏神神社空間痕跡集積体」の2作品。審査員賞は三島さんのほか、上本真衣さん(同)の「想い出のかさなり」、三崎遼太さん(同)の「湾曲する光芒」が選ばれた。
表彰式に続き、総合資格学院の辻江利子高松・高知支店長が「当学院が協賛させていただき7年目となる。第1回から見てきたが、規模が大きくなり、格式も高くなったことをうれしく思う。今後とも、できる限りサポートしたい」とあいさつした。
金賞を受賞した西田さんの作品は、八ッ場ダムをモデルとし、建築物を構築することで、風景が時空間で成り立っていることを示し、ダム建設で変化する風景を体感できる空間を創出した。
4月から大学院に進学する西田さんは「もがきながら設計を進めてきたので、受賞はうれしい。これからも自分の作品を良くしたい」とし、「将来は建築家になりたい」と喜びを語った。
JIA四国支部の「学生卒業設計コンクール2018」も兼ねており、28日には神奈川大教授で建築家の曽我部昌史氏やJIA会員が設計展の作品を審査した。
今回は、高知工科大学から13作品、河原デザイン・アート専門学校から4作品、四国職業能力開発大学校から1作品の計18作品が出展された。
学生がプレゼンテーションを行った後、厳正に審査した結果、金賞に西田匠さん(高知工科大)の「建造物による風景の時空間化 ダム建設による変化する風景を体感できる空間の創出」が選ばれた。
銀賞には岡崎廉さん(同)の「人、道、ヤグラ 二の丸に馴染むハレとケ」、三島宏太さん(同)の「氏神神社空間痕跡集積体」の2作品。審査員賞は三島さんのほか、上本真衣さん(同)の「想い出のかさなり」、三崎遼太さん(同)の「湾曲する光芒」が選ばれた。
表彰式に続き、総合資格学院の辻江利子高松・高知支店長が「当学院が協賛させていただき7年目となる。第1回から見てきたが、規模が大きくなり、格式も高くなったことをうれしく思う。今後とも、できる限りサポートしたい」とあいさつした。
金賞を受賞した西田さんの作品は、八ッ場ダムをモデルとし、建築物を構築することで、風景が時空間で成り立っていることを示し、ダム建設で変化する風景を体感できる空間を創出した。
4月から大学院に進学する西田さんは「もがきながら設計を進めてきたので、受賞はうれしい。これからも自分の作品を良くしたい」とし、「将来は建築家になりたい」と喜びを語った。