日本建築学会の「建築文化週間2018」が9月29日から開幕する。建築家の青木淳氏らによる「建築夜楽校」や異なる専門性を持つ参加者によるフラットな議論の場「パラレル・セッションズ」、全国の建築を学ぶ学生が建築関係者を交えて議論する「建築学生サミット2018秋」など多彩なイベントが11月10日まで全国規模で開催される。
建築夜楽校のテーマは 「建築のインターフェイス」。 今回はポストモダニズム以降から現代までに着目し、青木氏のほか、 美術家の谷口曉彦多摩美大講師、インターフェイス研究者の水野勝仁甲南女子大准教授が、直近2年の建築夜楽校で議論してきた連続(接続) と切断の問題をさらに発展させていく。 会場は東京都港区の建築会館ホールで午後6時から。
建築家の西沢大良氏や高橋寿太郎創造系不動産代表、川添善行東大准教授らが参加するパラレルセッションズのテーマは 「プロジェクト・リノベーション」で10月21日午前10時から建築会館ホールとなる。
このほか、7日に学生グランプリ2018銀茶界の茶席の公開審査会を建築会館イベント広場で行う。
11日のカルチべートトークでは齋藤精一ライゾマティクス社長が講演。31日には「住宅メーカーのデザイン」を行う。さらに16日に湯島・本郷を対象とするトウキョウ建築まち歩き、 5日には食空間のイノベーションと都市をテーマとするシンポジウムなども行う。
詳細は同学会ホームページを参照。
公式ブログ
【建築文化週間】「建築夜楽校」「パラレル・セッションズ」など多彩なイベント 8/29開幕
[ 2018-08-29 ]