三井住友建設は、静岡県小山町の東京土木支店新東名谷ケ山トンネル西作業所で同社の現場社員や支店の内勤社員とその家族を対象に、家族現場見学会を開いた。家族4組11人が参加した。
　社員の家族、 特に子どもに対し 「父親がどのような場所で働いているのか」「どのような仕事をしているのか」を実際に見てもらい、 家族のために働く父親をより一層思いやることや、 社員自身のモチベーション向上など双方のための見学会として開いた。
　参加者は工事概要の説明を受けたあと、トンネル内を歩きながら見学し、切羽に到着後はコンクリート吹付ロボットの操縦体験を行った。重機を見た子どもたちは「大きい」「すごい」と感想を口にし、その後は室内でジャーテスト（凝集沈降試験）と質疑応答を行い、「工事で発生した汚水や土はどのように捨てるのか」など積極的な質問が上がった。
　参加した子どもからは「楽しかったし、トンネル内の暗さにびっくりした。防じんマスクが真っ黒になった。お父さんがこういう場所で頑張っているのだと分かった」との感想があった。

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