平興(静岡市、平山晃輝代表社員)は、仮設シート用ステンレス製結束金具「SLT」の説明実演会を、毎週水曜日から日曜日まで実施中だ。これは、シートを確実に固定し、ひも結束に比べ脱着時間が短縮できるシート用結束金具で、張りの仕上がりが良好など、現場作業の効率化、美化、経費削減に一役買いそうだ。
「SLT」はこれらの課題を解消する仮設シートの結束金具だ。特徴は2段階のロック機構。方向が異なる2つの経路を経由することで脱落を防ぐ設計となっている。また、素材にバネ用ステンレスを採用しているため、弾性の力が働き単管パイプをしっかりホールドする。確実な固定と脱着時間の短縮という二律背反の関係を成立させた。
現場に導入した場合、シート施工時間の大幅な短縮に伴う残業代や人件費などのコスト削減が可能。ひもに比べ、耐久性、耐水性、耐熱性に優れ、耐用年数も長い。また、台風などの強風でも切断や緩みの心配がなく、保護手袋のままでシートの取り付けが可能。再利用できるため環境に優しい。
タイプは2種類。SLT48.6(32グラム)は48.6mmの単管に、SLT427(29グラム)は42.7mmの単管に対応可能。1類、2類の防災シートに使用できる。材質はばね用ステンレス銅線。
説明実演会では標準枠W1200、枠組足場90㎡を使用する。会場は静岡市駿河区西島788-1、平山建工西島事業所内。毎週水曜日から日曜日、午前9時から午後3時30分の間の1時間。事前予約制。電話054-204-4666まで。
SLTを導入する企業も出始めており、足場会社・とび職人向け総合サイト鳶人にも掲載中だ。https://tobi-jin.jp/column/7493.html