【遠隔操作で安全確保】危険な斜面整備に無人掘削機 大成ロテックが初の無人化施工を採用 | 建設通信新聞Digital

4月28日 日曜日

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【遠隔操作で安全確保】危険な斜面整備に無人掘削機 大成ロテックが初の無人化施工を採用

 大成ロテック関西支社は、京都府福知山市の福知山合材工場の斜面整備工事に、無人掘削機を採用し、1500㎡の斜面の整備を進めている。同社初の無人化施工の試みで、掘削後には格子状に鉄筋を組み立て、モルタル吹付け・アンカー打設によって斜面を安定させる。工期は7月上旬から10月までとなっている。
 施工個所は45度の急斜面で、斜面表層の2mは泥岩が強風化した砂礫となっている。砂礫撤去作業は「斜面掘削用バックホウ」を頂上部の樹木からワイヤでつり下げながら作業することになるが、安定性が悪く、危険が伴う作業となる。そこで、安全性を最優先し、掘削機を地上から遠隔操作する無人化施工を採用した。

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