【無料提供】赤色立体地図の最新版を4/1からWebで! 幅広い活用や利用研究に期待 | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【無料提供】赤色立体地図の最新版を4/1からWebで! 幅広い活用や利用研究に期待

 アジア航測は4月1日から、これまで有料で提供していた赤色立体地図の最新版を無料で提供する。提供するデータは「RRIM10_2016」。山地を見るのに適しており、国土地理院発行基盤地図情報10mメッシュを使っている。データはG空間情報センターMAP SHOPから入手できるよう準備中だ。
 また、いままで販売してきた商品(RRIM10)の後継として「RRIM5+」を用意した。RRIM5+は、RRIM10_2016と「RRIM5」(国土地理院発行基盤地図情報5mメッシュ使用)のハイブリッド地図で、こちらは有料(1次メッシュ当たり3万円、税別)で提供する。
 赤色立体地図は、2002年の発明以来、火山地形・地すべり地形・断層地形の把握や、遺跡調査で利用され、高い評価を受けてきた。最近では、月の表面や西之島の成長過程、新たな遺跡発見のための調査資料などを赤色立体地図で表現し、テレビやウェブサイトなどを通じて、関心が高まっている。同社は、より幅広い人々の活用や利用研究が進むことを期待し、一部のデータを無料で提供することとした。

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