【ICT活用など説明】関東地方整備局の技術系職員研修に金杉建設が協力 ノウハウを披露 | 建設通信新聞Digital

4月30日 火曜日

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【ICT活用など説明】関東地方整備局の技術系職員研修に金杉建設が協力 ノウハウを披露

 関東地方整備局の技術系職員(係長級)向けの現場研修が13日行われ、金杉建設(埼玉県春日部市、吉川一郎代表取締役)が実際の現場における施工管理の説明などに協力した。

ICT施工の説明を受ける整備局職員

 7人の受講者は、利根川上流河川事務所で河川土工などについての座学を受けた後、同社が茨城県五霞町で施工中の「R1利根川右岸原坪外2箇所堤防強化(上・下)工事」の現場に移動。監理技術者などから、盛り土に使う土砂の含水比の測定方法や、従来型の締め固め管理手法の1つである砂置換法の手順などについてレクチャーを受けた。
 同社はi-Constructionに積極的で、極力自前でICT機器類を保有し、測量やデータ作成なども内製化している。この現場でも盛土工事や品質、出来形管理などにICTをフル活用しており、今回の研修でもその一端を披露した。
 今後は金杉建設が、アクティブ・ソリューション(横浜市、島村明代表取締役)、創和(千葉県船橋市、西尾貴至代表取締役)とコンソーシアムを組んで応募、国土交通省の「建設現場の生産性を飛躍的に向上するための革新的技術の導入・活用プロジェクト」に採択された「3D締固め管理システム」も試行導入し、現場での実証データを蓄積していく。

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