【業務内容などを楽しく学べる】土木学会 「鉄道インフラメンテナンス図鑑」を発刊 | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

公式ブログ

【業務内容などを楽しく学べる】土木学会 「鉄道インフラメンテナンス図鑑」を発刊

 土木学会の林康雄会長自らが委員長を務める「インフラメンテナンス(鉄道)特別委員会」は、鉄道インフラの維持管理・更新のあり方に関する議論の成果として、『鉄道インフラメンテナンス図鑑』を発刊する。

『鉄道インフラメンテナンス図鑑』の表紙

 同特別委員会は、鉄道のインフラメンテナンスの方向性とその重要性を一般に伝えるための取り組みを具体化させるため、2019年8月に発足した。
 鉄道インフラメンテナンス図鑑では、鉄道インフラのうちの土木構造物と軌道がどのように守られているのか、新しい事例を交えながら紹介、その意義と維持管理・更新の重要性、具体的な業務内容などが楽しく学べる内容となっている。
 主に、▽日本の鉄道はじまりから現在まで-鉄道の土木構造物や軌道のメンテナンス▽驚きの長寿命化対策・最上川橋りょう-橋の荒廃をくいとめた「橋守」たち▽鉄道トンネルの検査方法-自然災害から鉄道を守る▽軌道の構成と役割-分岐器、ロングレールとは▽線路のゆがみとは-検測作業の効率化・省力化、夜間の仕事▽人力から機械への移り変わり-マルチプルタイタンパーが大活躍、新たな技術への取り組み–で構成する。
 販売は8日から開始、学会ホームページから申し込める。 定価(税込み)は1320円で、学会会員は特別価格1190円で購入できる。12月末までは期間限定サービスとして1000円で提供する。

建設通信新聞電子版購読をご希望の方はこちら