【地域活性化の一環】高砂熱学工業とつくばみらい市がマルシェを共催 空調設備体験など実施 | 建設通信新聞Digital

4月28日 日曜日

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【地域活性化の一環】高砂熱学工業とつくばみらい市がマルシェを共催 空調設備体験など実施

 高砂熱学工業は、茨城県つくばみらい市との共催で「たかさごマルシェ」を高砂熱学イノベーションセンターで16日に開いた。会場では、新型コロナウイルス感染症対策を徹底。市民を中心に約500人が来場した。また、次代を担う地域社会の世代に空調設備を理解・体験してもらおうと、センター内にある体験型展示スペース「MIRAI MUSEUM AERA」を一般来場者向けに初めて公開した。

初公開した「MIRAI MUSEUM AERA」


 同社とつくばみらい市は2020年8月、脱炭素社会の実現や社会課題の解決に向け、幅広い分野で地域社会の持続可能な発展と「みらい都市」の実現に寄与することを目的に包括連携協定を結んだ。今回は、協定に基づく地域活性化の一環で開催し、市内の若手農業者などが栽培した野菜や市内団体のハンドメイド製品の販売、つくばみらい市観光協会のPR、ピクシーダストテクノロジーズ監修のお米のプレゼントなどを実施した。

 会場となった高砂熱学イノベーションセンターは20年2月、つくばみらい市富士見ヶ丘に竣工した。「地球環境負荷軽減と役割・新機能による知的生産性向上を両立したサステナブル建築」と位置付け、再生可能エネルギーや地下水の熱利用、 自然採光などのエネルギーを使うことで、建物で消費する年間の1次エネルギーの収支をゼロにするZEB (ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)を目指している。

 20年度はZEBに限りなく近い、Nearly ZEBを達成した。



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