関東地方整備局は、11月16日から18日に開催する第3弾のICT施工ウェブセミナーの講師13社を決定した。同局ICTアドバイザーから選んだ。主に受注者を対象に2021年度から始めたウェブ方式のセミナーで、これまでに延べ1000人を超える参加があった人気セミナーとなる。今回はICT施工の第一線で活躍する技術者が独自の視点で技術概要などを解説する。実施内容などプログラムを固めた上で、11月上旬に受講者の募集を開始する予定だ。
地域建設業を中心としたICT施工への関心の高まりを踏まえ、セミナーを開いている。6月の第1弾は延べ約400人、9月の第2弾は延べ約700人が参加した。
第3弾は、施工会社5社、計測会社4社、建設機械会社4社が講師を務める。このうち、2社が同一の講義で実施する。1つの講義時間は50分。1日4コマ、3日間で計12コマの講義がある。関心のある講義だけを選択して受講できる。ウェブ方式のため、全国から参加できる。
具体の講義内容は今後固めるが、遠隔臨場で使用するスマートグラスを使ったバックホウ施工の中継や、小規模工事における建設機械の操作、スマートフォンを使った土量計算の方法など多彩な内容になる見込みだ。
講師は次のとおり。
〈施工〉
▽大成ロテック▽潮田建設▽金杉建設▽日本道路▽細村建設。
〈計測〉
▽きんそく▽新星コンサルタント▽建設システム▽国土開発工業。
〈建設機械〉
▽西尾レントオール▽アクティオ▽イマギイレ▽東リース。