【22万平米の大規模オフィス】中国蘇州市で6月着工 三菱地所が第2弾 | 建設通信新聞Digital

4月28日 日曜日

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【22万平米の大規模オフィス】中国蘇州市で6月着工 三菱地所が第2弾

蘇州(高新区)ビジネスパークの外観イメージ


 三菱地所は、中国蘇州市の国家高新技術産業開発区内に、「蘇州(高新区)ビジネスパーク」の開発を進める。シンガポールの大手ディベロッパーCapitaLand社と同国での共同プロジェクト第2弾として、総延べ約22万平方メートルの大規模オフィスを建設する。6月の着工、2024年半ばの竣工を目指す。総事業費は約250億円。

 施設はRC造で、地下1階地上13ー18階建ての高層棟4棟、同5ー10階建ての低層棟7棟の計11棟で構成する。用途はオフィス・商業。イノベーションを重視するハイテク産業の特徴に合わせ、R&D(研究開発)活動のための設備や多様なライフスタイルをサポートする機能などを設ける。低層部に飲食や物販店舗などの利便施設、敷地の東西には中央広場(約8,000平方メートル)などを整備する。

 建設地は同開発区内の蘇新国土2021ーWGー11区画の敷地4万9,581平方メートル。同地区には医療機器やバイオメディカル、次世代通信技術などのハイテク産業が集積する。600社を超える日本企業が集積するため、「日資高地(日系企業中心地)」と呼ばれている。

 今回のプロジェクトでは、21年12月に蘇州市が実施した土地入札に三菱地所とCapitaLand社が応札し、落札した。

 両社はこのほか、21年9月に杭州市で大規模オフィス開発事業「ALPHA PARK」を完成させている。


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