【リゾーツ琉球】総事業費100億、国内最大級プールのホテルなど/新館は28年開業目指す | 建設通信新聞Digital

5月1日 木曜日

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【リゾーツ琉球】総事業費100億、国内最大級プールのホテルなど/新館は28年開業目指す

現在の設計イメージ

 沖縄本島を中心にホテルなどを運営するリゾーツ琉球(沖縄県豊見城市、兼城賢成社長)は、豊見城市瀬長島の開発第2期整備計画に着手する。国内最大級となる長さ100m規模のプールを備えた瀬長島ホテルの新館建設などを計画している。総事業費は100億円。開発期間は約10年を見込む。これに先立ち、豊見城市と瀬長島開発計画に関する覚書を8日に交わした。

 2期計画では、琉温泉瀬長島ホテルの隣接地に温浴施設を備えた新館「ANNEX棟」を建設する。施設規模は9階建て延べ1万9014㎡。客室は117室。屋上には、建物3棟にわたって接続するシースループールを設ける。このほか、複合商業施設「瀬長島ウミカジテラス」の増床、富裕層向けヴィラ棟、地上2階建ての駐車場、マリンレジャーに対応したレジャー・多目的施設を整備する。設計はコイケデザインワークス(東京都世田谷区)が担当。新館は、2025年11月の着工、28年1月の開業を予定している。開発面積は13万3735㎡。

 瀬長島開発計画は、07年9月にリゾーツ琉球が開発第1期として瀬長島内の開発を申請しスタートした。12年12月に琉球温泉瀬長島ホテル、15年8月に瀬長島ウミカジテラスが開業。19年4月に第1期開発が完了した。今回の覚書の締結により、温泉水の利用やホテル建設、エリアマネジメントなどに協力する。

 

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